このゲーム、購入しようと思う人は少ないだろう」 正直に言って、第一印象はそう思わざるを得ませんでした。
令和の美麗グラフィックとは無縁。見た目はまるで、ガラケー時代のドット絵ゲーム。ストーリーも、壮大なムービーもありません。しかし、気づけば私は狂ったように毎日プレイしていました。
今回は、現代のゲームスタイルに疲れを感じている人にこそ捧げたい、謎の中毒性を秘めた「500円の名作」をレビューします。
■ 総合評価:★★★★☆
500円という価格を考えれば、満足度は文句なしの満点レベル。 「腰を据えて最新作をやるのはしんどいけれど、何か熱中できるものが欲しい」という大人のスキマ時間を奪いにくる、恐ろしいゲームです。
■ ルールは単純:ただ「落ちる」だけ
主人公ができることは、ランダム生成されるダンジョンを上から下へ飛び降りること。 履いている「ガンブーツ」から弾を発射して敵を倒し、滞空時間を操りながら最下層を目指します。途中で手に入るアイテムで自分を強化していく。……本当にこれだけです。
■ ここが中毒!評価ポイント
1. 「お手軽さ」の裏に潜む「底なしの奥深さ」
一回のプレイ時間は、ミスをすれば1分未満。 しかし、プレイするたびに「あ、今の敵はこう避ければ良かったのか」と自分の技術が着実に向上していくのが分かります。この「あともう一回だけ!」というループを生むバランスが絶妙で、やめ時が見つかりません。
2. 「死んだら最初から」がもたらす極限の緊張感
本作にはセーブ機能もチェックポイントもありません。一度のミスが命取り。ゲームオーバーになれば、ステータスは初期状態でまた一からやり直し。 全4〜5ステージ(1ステージにつき3エリア)という短さですが、不可能な難易度ではない、という調整が本当に見事。私はクリアまでに20時間を要しましたが、その間、一度も投げ出したいと思いませんでした。
3. 圧倒的なコストパフォーマンス
価格はわずか500円。 500円で20時間、これほど濃密に熱中できるエンターテインメントが他にあるでしょうか。それだけで、このゲームを試してみる価値は十分にあります。


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